4月、5月くらいから就学(前)相談の申し込みが始まりますね。初めてだとわからないことばかりで右往左往してしまいますが、みなさん慌てずに行きましょう。
私は今回で就学相談4回目です(^^)
いちろうくんが年長の時、初めて就学前相談に申し込んだ時は、通級を希望していましたので医師診察記録に医師による診断名、もしくは「特別な支援が必要という文言がないとダメ」と就学相談室の方に言われましたが、今は通級でも診断名がないとダメなようです。
通級を希望される方は、しっかりと就学相談室にご確認下さい。
ただし、申し込み時点で医師の診断名が出ていなくても申し込むことはできます。ひとまず期限内に申し込んでおいて、後から医師診察記録を提出しますと伝えておけば大丈夫です。
いちろうくんの場合、小児精神科、児童精神科などにかかったことがなかったので、まずは通っていた言語訓練の先生にWISC‐Ⅳ(※1)の検査をしてもらい、その結果を持って8月に就学前相談に申し込みました。
その後、言語訓練の先生に病院を教えてもらい、病院の予約が取れた時点で、その予約日を就学相談室に連絡しました。
ちなみに、病院はたいてい2~3ヶ月待ちになると思いますので(今はもっと待つかもです)早めに探して予約しておいた方がいいと思います。病院によっては、就学相談のためだけの診断はしないという病院もありますのでお気をつけ下さい。
当時は、通常級で大丈夫という言語訓練の先生と通級が必要と思う私とで意見が合わなかったことと、言語訓練の先生(福祉センター)が就学相談の仕組み(手順)を理解していなかったことで後手後手になりましたので、就学相談の流れがわからない方は就学相談室に直接(何度でも)電話して確認して下さい。
いちろうくんが不登校になり約3年、あの時あのWISCの結果を見て「様子見で大丈夫でしょ」なんて言う医師ではなく、もっともっと病院を探してきちんと医師診察記録を書いてくれる、診断を下してくれる医師に出会えていたら、学校が始まると同時に通級に通えていたら違ったのかなという後悔があります。
自分の知識のなさと、入園前の2歳時から6歳まで言語訓練に通っていたのに、学習障害にも気付かないSTの技量、「通常級で大丈夫、本当に通級に通わせたいんですか」と私に言ったSTの先生への腹立たしさも、正直なところ未だに心の奥底にあります。
たらればのことを言っていても仕方ありませんので、みなさん慌てず焦らず、後悔のないように今から少しづつ準備していくことをお勧めします。情緒級も出来て選択肢も増えました。子どもにとって一番よいところを探してあげて下さい。
ちなみに、私はいちろうくんが入学後、学校の先生に通級が必要なんですと訴え学校側に通級の必要があると理解してもらい再度就学相談を申し込みました。 ですが、病院を替え医師の診断が出たころにはすでに不登校になっていて「不登校の子どもは委員会にはかけられない」と就学相談室の方に言われ、2度目の就学相談も打ち切りになりました。
※1
WISC検査は「言語理解」「知覚推理」「処理速度」「ワーキングメモリー」の4つの指標とIQ(知能指数)を数値化する検査で、その子の「得意な部分と苦手な部分」から「その子にとってより良い支援の手がかりを得る」ことを目的として行う検査です。
Commentaires